「お父さんが朝からたのしみにしてるよ。」 ある訪問の時の会話です。 今年の5月から訪問リハビリをはじめました。 10年以上、身体的な問題と面倒になったという理由から、外出される事がなくなった利用者 が、私たちの訪問をきっかけに外出を喜んでいただけるようになりました。 まだまだ未熟な私たちですが、喜んでいただける方がいる事で、やりがいと責任の重さを感じています。 今年度介護報酬の改定により、以前にもまして介護老人保健施設は、在宅支援・自立支援が重要な役割を担う位置付けとされています。特に、リハビリ自体が重視されており、その視点に立ったサービスの提供が求められています。 これからの老健のリハビリテーションは、十分なサービスを提供するため、リハビリ体制の整備、質の向上を図る必要があります。 現在、私ども法人には7つの施設があり、多彩な介護サービスを提供しています。10月1日付けで法人内にリハビリテーション科を設置し、各施設に所属するリハビリスタッフが、利用者の「その人らしい生き方」を基本理念とし、共通の認識を持つことにより、利用者の生活支援、在宅支援、自立支援の援助に努めたいと考えます。 また、リハビリテーション科を設置することにより、スタッフの抱える不安や疑問にも私たち全員で対処し、知識、技術の向上を図るように研修会等を行って行きたいと考えています。
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